えへ…また更新止めてましてすみません( ´∀｀；)

厨二清正bot作ったりとか清正誕生日絵をアップした（Pixivにて公開しています！）とか、ツイッター方面では活動的なんですけどね！言い訳すいませんｗｗ



まぁぶっちゃけ就活でして。暇な時はたくさんあるけど気分的に創作意欲がわかないんですよね…妄想はたくさんしてるんですけど…。その辺はついったー見てもらえば私が普段どんだけ酷い妄想してるかわかると思います笑




でもですね、何気にこの前の更新（え…４月、だと…？）が好評だったみたい？で、続きを楽しみにしてます！とかいろんな方に嬉しいお言葉をかけられたので、｢これはいかん！｣と思って続きを書いてみました…。

なんかお話自体は全然進んでないんですけどね！ｗｗ進みが遅い話だなぁ！！ｗｗ

 知らない人間から「お前に恋をした」とか突然言われるなんて、マンガの中の世界のことだと思っていた。 

でも、俺のところにやってきてそのセリフを言ってきたのは、知らない人間どころか知らない天使だった。


第二話：教えてほしいんだけど


自称天使の三成と名乗る男(最初は女だと思ったけど声で男とわかった)は、俺のことが好きだと言う。しかし俺はこいつのことはまったく知らない。なぜこいつが俺に恋するまでに至ったのかがまったくわからない。

「俺、お前に会ったことないと思うんだけど、その…なんで俺のことす、好きなんだ？」

「俺にもよくわからん。」


…は？

いやいやよくわからんってそんなはずないだろうこんなとこまで来ておいて。

そうは思ったが一応最後までこいつの話を聞いてみることにした。


「俺は天使だから、天界にいたのだ。いろんな理由があって天界からはこの下界が見下ろせるんだがな、その中にお前を見つけたのだよ。」

なんかほんとマンガみたいな話だな、と思いながら聞いていた。三成の話はまだ続く。

「何気なく見ていただけだったんだがな。たしか、お前が迷子の女の子を見つけて、一緒に母親探ししているところだった。」

思い出す。たしかにそんなことがあった。たしか1ヶ月くらい前のことだ。

「その場面を見てから、俺はなんとなくずっと用もないのにお前を見てたんだ。」

ちょっとどきっとする。恥ずかしげもなく言うからどんなリアクションをすればいいのかもわからない。

「で、そんな日が続いてたんだが、おねね様、あ、おねね様というのは俺の母親みたいなものなのだが」
(天使に母親とかいんのかよ、とつっこんでみたが「そんなことは今どうでもいいのだよ」と一蹴された)

「そのおねね様が、お前のことをずっと見ている俺の姿を見て『三成、もしかしてあなたその人に恋してるんじゃない！？』とおっしゃったのだ。」

「な、なるほど」

「だがな、俺には『恋をする』という意味がわからなかった。天使だから他人の恋の成就を陰で手伝うのも仕事のうちだったりするのだが、自分自身のはよくわからぬ。何よりこのようなことは今まで経験したことがなかったのだ。どうしていいのかわからなかった。」

だからここに来た、と三成は言う。

三成の行動の経緯はわかった。語っている三成の意志の強そうな目に、綺麗な睫毛に、そして俺に「恋している」と紡ぐ唇に、初対面ではあるけれども既に惹かれ始めている自分がいた。

「そっか…お前のことは、まぁなんとなくだけどわかったよ。で、ここに来てどうしたいんだ？」

訊くと、待ってましたと言わんばかりに三成が声の調子を上げて言った。

「俺に恋を教えてくれ。」







恋のキューピッド（？）に恋を教えるって、どういうことなんだ。
あまりにも超展開でいろいろなことが起きすぎて、頭がくらりとしてきた夏の昼だった。

[4回]